2018年8月17日金曜日

ゼノブレイド2 考察 アイオーンに初めましての謎

先日、非力のゼノブレ2という攻略動画を投稿し終えたのですが、
その時の動画コメントで、ある事が考察できたので書いていきます。

エンディング中のシーンについてなのでネタバレに注意。



1. 「初めまして」


ずっとエンディング時のワンシーンについて
気になっていたところがありました。


ホムラとヒカリがアイオーンに乗り込む時に
何故か「初めまして」と挨拶をしています。

アイオーン自体に意思のような物があるとして
既に戦闘を終えて会っているのに、初めましてという
意味があるのか?

これがクリアーした当初から気づいていても
答えが思い浮かばず、今にまで至るのですが、
自分が投稿した動画へのコメントがヒントになってくれました。http://www.nicovideo.jp/watch/sm33679774

2. 2つのプロセッサ


コメントで教えてもらえた事によると
アイオーンにはメツが倒された後にもプロセッサが
残された状態であるようです。

上記の画像を見ればわかりますが、3つのプロセッサのうち
2つが認識されています。

一つはホムラとヒカリ、もう一つはメツだと推測できます。
(最後の一つは空席ですが、ウーシアことアルヴィースの事でしょう)

メツとそのコアは消滅しましたが、その力はアイオーンに
転送されていたようです。

これはブレイドを管理する役目にあるマスターブレイドが
消滅する非常事態に陥った時の
対策が用意されていた、と考えられます。

3. 新しい人格


そしてここからが本題ですが、ホムラとヒカリが
「初めまして」と言ったのは、アイオーンにではなく
アイオーンの中に宿るメツに対しての発言であったのではないか、
という答えが思い浮かびました。

恐らくですが、レックスたちとの戦いを終えたメツは
消滅した後に、アイオーンにバックアップされた。
その時に、他のブレイドがコアに戻った時のように
記憶がリセットされ、新しい人格のメツとして構成されるようになった。

(ヒカリがホムラの人格を作ったように
メツが新しい自分を作れたとも言えるのでしょうか)


ホムラとヒカリが初めまして、と挨拶したのは
メツが新しい人格として生まれ変わった事を
指し示している事なのかもしれません。


4. 余談その1 生還の理由


これは最後にホムラとヒカリが生還した時に
分裂した事にも何か影響を及ぼしたのでしょう。

メツのプロセッサとしての役目をホムラが引き継いだ事により
二人に分裂された、というのが一番の可能性でしょうか。

自分はこの事に気づくまでは、クラウスが相転移実験の結果
ザンザと分離した時のような現象が、二人にも起きたのでは、
と考えていました。

実際にレックスの前に現れた二人は、新しくコアから構成
されたのではなく楽園があった衛星軌道上から転送されたきた
かのように演出されています。


レックスの手元にあったコアから発生した光は空高く伸びていく。

これはただの派手な演出ではなく宇宙にいるアイオーンの所
まで伸びて何か作用したと考えられるのではないでしょうか。

少し話題が逸れました。
強引に話を纏めてみると、クラウスの相転移実験で起きた分裂、
それを再び起こして、ホムラとヒカリを転送させた力の源は
アイオーンに宿るメツだった…
(もしかしたら楽園崩壊を予見したクラウスが
メツがアイオーンに残るように手配した可能性あり?)

と捉えてみると、結末の説明がつく……かもしれません。


5. 余談その2 プロセッサの在り処


アイオーンに乗るこむ時に2つのプロセッサが認識されていましたが
この時にもう一つ気になった事は、ホムラとヒカリは
コアをレックスに渡していて離れていた状態にある事でした。

マスターブレイドは他のブレイドと違ってコアが分離しても
活動ができますが、アイオーンの認識を考えると
肉体そのものをプロセッサとして捉えているようにも思えます。

これはコアが破損しても生存していたメツの事を考えると
肉体の方が重要という捉え方もできるかもしれません。

もしくはどちらもプロセッサであるか、
分離してもシステム上は繋がり可動しているという
可能性もありそうです。

6. 余談の余談 ゼノギアスと照らし合わせて


先ほどのプロセッサの分離の話ですが、これを考えていて
ゼノギアスのアニマの器という物が思い浮かびました。

アニマの器とはゾハルという物を管理する為の部品の一つです。

(ゾハルとはゼノブレイド2にも登場しているゲートと同質の物で
あると思われます。形や機能が酷似)



最終話冒頭のイベントシーン
で登場する

クラウスとゲート






そのアニマの器ですが厳密には元となる装置は
カドモニと呼ばれ、それを構成する部位が
ペルソナ、アニマ、アニムスという生体素子で存在しています。
(厳密には他の部位や層もあるが、ややこしいので割合)

専門用語ばかりで分かりづらいですが、
この記事で何度も触れている天の聖杯のコア
プロセッサに近い物だと考えてもよいでしょう。

ゲート(ゾハル)を3種類の生体素子で管理していると
捉えれば、酷似していると言っても過言ではないと思います。
(プロセッサやコアクリスタルも生体素子のような物のようです)

前置きが長くなりましたが、この生体素子は分割が可能で、
アニマの器とはカドモニの部品から更に分離された物なのです。

コアクリスタルのような力を持っていて
人と同調して力を引き出す代物なのですが
注目したいのは、分割されたという所です。

ようやく本題に戻れますが、他のブレイドと違って
プロセッサであるマスターブレイドは
コアを分離しても生存し続けます。

これはカドモニから分割されたアニマの器のように
機能できる仕組みを持っていると考えられ、
コアと肉体が分離してもマスターブレイドが活動できるのは
緊急時にシステムをバックアップする為の物だと
捉えてもよさそうです。
(ゼノギアスでアニマの器などが分離されたのは
壊れた生体兵器を再生させる為だった)

もしかすると、コアからブレイドという生命体が生成されるのも
元々はプロセッサが緊急時にシステムを再構成する為の機能として
存在していたから、かもしれませんね。

モルスの文明崩壊前からあったプロセッサが
後から構築された通常のブレイドのように
同調する機能を持っていたのも説明がつきそうです。

7. 余談の余談の余談(いい加減にしろ)


例外としてマスターブレイド以外にも
コアが分割されて存在しているブレイドとして
カスミやサイカが居ます。

アーケディア、マルベーニの特殊な技術が
必要となりますが、コアクリスタルは
限定的にしろ、マスターブレイドのコアに近い
機能を持っていて、対策をすれば似たような
力を発揮できるのでしょう。

マンイーターとして凄まじい力を持っていたシンなど
マスターブレイドに近い戦闘能力を発揮できるのも
何か条件を満たせば、ただのコアクリスタルでも
プロセッサに近い機能を発揮できるという証明なのでしょう。

恐らくその要因は………
あまりにも話が長くなってしまうので、また別の機会に
書こうと思います。

ここまで読んで頂き、ありがとうございました。

0 件のコメント:

コメントを投稿